やる気が出ない。頭が回らない。気持ちが沈む。
こうした状態を、「そういう気分」で片づけていませんか。
国が毎年行っている調査では、
仕事や職業生活のことで強い不安・悩み・ストレスを抱えている働く人は、82.7%でした(令和5年)。
40代では87.9%。強いストレスを抱えているのは、働く人のなかでは多数派です。
精神疲労は、気持ちの問題ではありません。
体の中で実際に起きている現象です。
心を支えている物質が、使う量に対して補充が追いつかなくなっている。
気合いで押し切ろうとしても、押し切るための材料そのものが足りていない。
それが、心が動かないときに起きていることです。
そして、その原因の多くは、その人の性格ではなく、置かれている状況の側にあります。
状況は、性格よりも動かしやすい。
だからこのテキストは、慰めではなく、知識をお渡しします。
その症状は、精神疲労から来ている。
なぜ、そうなるのか。
今の自分はどの段階にいるのか。
どの順番で戻るのか。
そして、生活と心の側から、何をひとつ変えるのか。
正しい知識を学び、効果的なスキルを身につけ、
自分自身で回復していく。
これを習慣化し、継続する。
この「休養リテラシー」を向上させることが
このテキストの目的です。
── シリーズⅡ|精神疲労の科学編 の中身
第1章 精神疲労のメカニズム
心の疲れが、体の中でどう起きているか。
体の疲れと違って、精神疲労には「疲れた」と感じるブレーキがなく、
慣れている人ほど、速さは保たれたまま正確さだけが落ちること。
心を支える三大神経伝達物質と、
それが「食べて仕入れ、眠って作り、起きて使う」循環で回っていること。
脳と腸は双方向でつながっていて、腸から脳へ向かう情報のほうが多いこと。
そして、残量を減らしているのは資質ではなく、
環境と時期の重なりであること。
心・行動・体に出る10のサインで自分の段階を確かめ、回復の順番を知ります。
実践は6つ。
第2章 心を整える生活習慣
「規則正しい生活習慣」の中身を、
睡眠・食事・運動・人とのつながりの4つに分けて見ていきます。
「休んでも疲れが取れない」2つの理由。眠りに入るまでの段階のつくり方。心の材料は食べたものから来て、
腸と、腸に住む菌を通ってはじめて届くこと。
菌は入れるより育てること。
夕食の時刻で回る、眠りと腸の循環。
生活を変えるコツは意思の強さではなく、
誘惑との距離と時間の区切りを先に変えておくことです。
実践は7つ。
第3章 専門家に教わる「心」との向き合い方
生活を整えても残る、頭の中で巡り続ける考え。
精神医学、スポーツ医学・心理学、自己肯定感研究、
コーチング・習慣化の4つの分野で使われている「視点」を借りて、
気持ちを消そうとも、前向きに書き替えようともせず、
言葉にしてそのまま認める向き合い方を身につけます。
嫌な出来事は、誰かに聞いてもらうか、寝る前に紙に書いて、
その日のうちに頭の外側に移す。
ひとりで、道具なしで、今日から始められる行動が中心です。
実践は9つ。
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── シリーズⅠとの関係
シリーズⅠ『疲労の科学編』は、疲労の全体像を扱いました。シリーズⅡは、その中の「精神疲労」の区画を拡大して見ていきます。
体の疲れと眠りはシリーズⅠ、心の疲れはシリーズⅡ。どちらから読んでいただいても大丈夫です。眠りの仕組みそのものはシリーズⅠの第2章に譲り、シリーズⅡでは、心と結びついた眠りの変化と整え方を扱っています。両方お読みいただくと、疲労の全体像がひとつの地図としてつながります。
── このプログラムで大切にしたこと
扱うのは、専門家がご自身の言葉で話しているものと、学術的な裏づけのある研究だけ。数字はすべて発表元で確かめてから書きました。巻末には、使った出典を27件すべて記載しています。医学的な要素を含みますが、医師監修の教材ではありません。
本文は約62,000字。図解は30枚。分かりにくくなりやすい仕組みの部分には、図解を厚めに入れています。
どの章も、正体を知る → サインで自分の状態を確かめる → 回復の段階を知る → ベストプラクティス → 一週間の習慣、の5つのStepで進みます。シリーズⅠと同じ構成です。
── こんな方へ
・「疲れた」と感じていないのに、ミスや抜けが増えた
・好きなことはできるのに、気の進まないことにはまったく手がつかない
・眠れない。夜中に目が覚める。眠った気がしない
・休日に一日じゅう寝てしまう。帰宅してそのまま力尽きる
・同じことを何度も考えてしまい、何も進まない
・肩こり・胃の重さ・便通の乱れが、何をしても取れない
ひとつでも心当たりがあれば、その状態には理由があります。
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── 形式
PDF(全1ファイル)/ご購入後にダウンロードいただけます
本文 約62,000字(130ページ)/図解30枚/参考文献27件
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■ 商品に関する注意事項
本プログラムは、休養と疲労回復に関する知識をお伝えする教材です。
医療行為・診断・治療にあたるものではありません。
記載内容は研究や専門家の知見にもとづいていますが、
効果の感じ方には個人差があります。
特定の効果を保証するものではありません。
治療中の病気がある方、通院中・服薬中の方は、
実践の前に主治医にご相談ください。
実践中に体調の変化を感じた場合はただちに中止し、
必要に応じて医療機関を受診してください。
PDF形式のダウンロード商品です。
閲覧にはPDFを開ける環境が必要です。
ファイル容量が大きいため、
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