クリエイター事例

好きを突き詰めて出てくる欲を大切に。韓国語講師/ラジオDJみんしるさんが伝えるスキル習得の極意とは?

様々な業界で生活様式の変更を迫られる中で、MOSHをお使いの事業者の中には独自の工夫や挑戦をしながら活路を見出す事業者がいます。

今回は韓国語講師/ラジオDJ/MCと様々な顔を持つみんしるさんにお話を伺いました。

本業はラジオDJ/MC、副業としての韓国語サロンがコロナ禍での支えに

Q:まず最初に、ご経歴やこれまでのご活動をお伺いしてもよろしいでしょうか?

元々はラジオパーソナリティーとして、J-WAVEやTFMなどで活動していたんですが、ここ10年弱は司会業にシフトしています。

それは私が韓国語ができるということで韓流イベントのMCを始めたのがきっかけで、その他、ハリウッド映画や日本の映画など映画関係の記者会見や舞台挨拶のMCが増えていったという感じです。

その傍らで、韓流好きな女性向けの韓国語サロンを2010年の12月末から地元で小さく始めました。
それが今では渋谷、東銀座、関内、そして大阪の計5箇所で開催するようになりました。

韓国語サロンは副業的にやっていたんですけど、コロナ禍の影響で韓国語サロンも含め対面でのお仕事やイベント関係の仕事が一切無くなってしまい、「どうやって生活していこうか・・・」という感じになりまして、2020年の4月から韓国語サロンをZoomでやることになりました。

早速、元々サロンに来てくださっていた生徒さんたちにご案内し、あとは開催地以外のエリアにお住まいの方々、興味はあったけれど参加できなかった方々にも、Zoomなら自宅でできるということで参加者を募ってみました。

4月にスタートしてからずっと続けてきたんですけど、通常の生活が少しずつ戻ってきた夏頃からオンライン講座の参加人数もちょっと落ち着いてきたので、MOSHさんを使い始めました。

MOSHさんのことはインスタでたまたま知って、前からずっと気にはなっていたんですよ。だって便利じゃないですか。

4月からスタートしたオンライン講座は、まずお客さんとメールのやり取りをしながら、支払いはペイパルに限定して、と作業が多くて大変なんですけど、MOSHなら1つで完結してしまうのがすごい便利だなと思います。

とはいえまだ手探り状態であまりPRができていなくて模索中なんですけど、それでも何年も前に大阪でサロンに参加してくれた方が、今回MOSH経由で久しぶりに参加してくれたのはすごく嬉しかったですね。

MOSHでの集客はまだまだなんですけど、色んな人に参加してもらえる可能性はあるなと感じているので、もっとMOSHを活用していかなきゃなと思ってます。

Q:ご経歴からMOSHをご利用頂いたきっかけまで分かりやすくお話し頂いてありがとうございます。
実際レッスンをやってみてどういう感想や所感がありましたか?

そうですね、Zoomも初めてでしたし、色々手探り状態でやってみて苦労も多かったんですが、こういう風にやるともっといいなっていう発見が多かったです。そしてその中でも、オンラインだけでなくオフラインの韓国語サロンでも今後取り入れていきたいなという、結構いい方向での発見が多かったですね。

例えばオフラインの韓国語サロンは勉強会みたいな形で行いつつも、人が集まることで交流の場にもなっているため、そういうコミュニティとしての楽しみや喜びも含めてやっているんですよね。

オンラインだとその部分は薄れるんですけど、本当に勉強したい人にとってはすごく良い部分もあるんですよ。

例えば、どうしても”発音してみましょう”とか”質問に答えてみましょう”ってやってみても、みんながいる場所だと恥ずかしさが出るじゃないですか。
だけどZoomだと、自分しかその場所にいないので、恥ずかしがらずに積極的にやって下さることが多いのがいいところですね。

例えば発音練習でも、対面だと人の前にいって至近距離で色々チェックするのは難しいけど、Zoomだと口元を集中して見られるので、教えたり指摘したりしやすいんですよね。

なので正直、発音などオフラインの対面形式では教えにくいことも、オンライン講座では集中的に教えたりできるのはいいなと思いました。

あとZoomは動画が使えたり写真共有もできるので、語学の勉強にはすごく向いてるなと思って、始めるのは大変でしたけど学ぶことや発見がすごく多かったです。

Q:すごくポジティブに捉えられてるなと思ったんですけど、Zoomとかも全部ご自身で調べながら対応していったのでしょうか?

サポートしてくれるスタッフが1人いまして、 最初はその方がZoomを勧めてくれて、それで始めてみました。

やっているうちに、自分の知っていること以外でも色々できることが分かってきて、Zoomのウェビナーなど参加しながらできることを学んでいきました。
私自身は、Zoomを使うことで色々な知識が増えていきましたね。

でも参加する側は、オンラインをやる方とそうでない方で分かれましたね。

例えば今回、韓国語サロンがオフラインでできないからオンライン講座を立ち上げたんですけど、結果的に元々オフラインのサロンに来ていた人たちの参加率がすごく低いんですよ。

どうしてなのかと話を聞いてみると、ITというものを難しく考えている方が多かったり、Zoomをすんなりと取り込める人と取り込めない人がいて、「そんなに難しくないですよ」と伝えても、「でもねー」とためらう人が思っていた以上に多かったですね。

Q:なるほど。確かにコロナ禍以前ではサロンの雰囲気含めてお好きな方もいたかもしれないですよね。そこでいきなりZoomと言われても対応できない場合もあるかもしれないですね。
そういったツールへの対応もMOSHとしてサポートしていけたらと思います。

逆に、オンライン化していく中で困った点やそこで工夫されたことはありましたか?

そうですね、毎回レッスン内容にそってテキストを自分で作ったりするので、そこに割く時間はすごく増えましたね。

あとはサイト上でなるべく何をやっているかを伝えないとダメだなと思いました。内容の説明が漠然としていると、興味がない人はよく分からずすぐに離れてしまいますね。

だから最近はなるべく、講座ではこういうことをしています、というのを出すようにしています。

でもSNSなどで韓国語サロンのスケジュールをアップしたりしても、意外と人は見ていないっていうのにも気づきましたね。

語学講座などは、一回休んじゃうと行きづらくなって継続できなくなっちゃうものなので、韓国語サロンは毎回来ないといけないという形にはしていません。

毎回、内容が変わるので、いつ来ても大丈夫なような形式でレッスンをするようにしているんですよ。

来る方と来ない方がいるので、SNSにスケジュールをアップするから見ておいてねと言っているんですけど、結構見ていない人が多いんですよね(笑)

だからMOSHでも、内容をどこまでしっかり書くべきか迷いながら書いてますね。

ただ、ブログは読んでくれる方が多いので、ブログの更新頻度とかを高くしてもっと発信していかなきゃと考えてます。

Q:なるほど。ちなみにどういったお客さんが多いんでしょうか?

韓流好きな女性がほとんどですね。

オンライン韓国語レッスンの様子

語学習得は好きを突き詰めて出てくる欲をきっかけに。楽しくやりたい気持ちが大事。

Q:来る方のレベルはどのような感じなんでしょうか?例えばNetflixで韓国ドラマを見てちょっと喋れるようになりたい、みたいな感じなんでしょうか?

韓国語サロンを始めたきっかけでもあるのですが、韓流ファンの皆さんが一番求めていることは、愛しのスターが言っていることを知りたい、韓国語で何かを伝えたい、ということなんですよね。

例えばドラマだったら何を言っているのか知りたいとか。圧倒的に多いのはファンミーティングやコンサート中のMCで何を言っているのか知りたい、というものなんです。

私も韓流でいうと、東方神起さんの日本でのイベント司会をずっとさせていただいてるんですが、熱心なファンの方は韓国まで行ってコンサートに参加して、そこで彼らが話す韓国語を聞き取りたいんですよね。彼らが何を言ったから、周りの人達は笑っているのか。その輪に入って何か1つでも理解できるともっと楽しくなると思うんですよね。

私は一応英語もできるんですけど、私が英語を勉強したきっかけもそれなんですよね。

学校の英語に加えて、洋画や洋楽が好きで、とにかく何を歌い話しているのか知りたくて。好きなものだけで英語を勉強したようなものなので、真面目にできる人はひたすら勉強すればいいけど、そこまでできないけど何かとことん好きなものがある人は、それを突き詰めれば、もっと知りたい、勉強したいという欲が出てくるはずなんですよね。

レッスンでも毎回毎回やることが違うので、その都度レベルも違うかもしれないですけど、いつでもウェルカムで、1つ、2つだけでもいいから何か覚えて帰ってくださいって伝えてるんです。

例えば会話の中でよく出てくる短い言葉だけを覚えたとしても、また別の会話にその言葉が出た時、耳が覚えていて、「わかった!」という喜びに変わるんですよね。

だからやる気というか、楽しくやりたい気持ちが強い人だったらどなたでもウェルカムです。

Q:なるほど、今の時代にマッチしていますよね。色々な韓国の文化に触れる機会がある中で、レベル問わずドラマや文化を楽しむ中で言語を学んでいこうというコンセプトであることが伝わってきました。

そうなんですよ。サロンでの勉強は私が準備したテキストを使うんですけど、必ず最初に韓国に関する文化的な話題や、流行っているものを紹介したりしながら、リアルな今の韓国の情報を共有しつつ、韓国語の言葉を含めて多角的に学んでいくようにしています。

Q:すごく共感できます。色んな学び方があると思うんですけど、最新の文化やコンテキストや背景を取り入れて、カリカリしながら勉強するというよりは自分の興味をもとに学んでいくサイクルを回していくのって、ちょっとでも興味がある方にはピッタリですよね。
話は変わるんですが、MOSHに対する感想や要望などはありますか?

申し込みがLINEと連携して届くのはすごい便利だなと思います。忙しい時とかメールチェックできない時にうっかりしてしまうことが多いんですけど、LINEで来るとすぐに気づいて、移動中でも返事とかできるので便利ですね。

あとは音声ブログがすごくいいですね。

Q:そうですね、ブログだと発音のコツを実際に音声ファイルとして添付して、残りは文章で解説するのとかもよさそうですね。

そういうこともできるんですね。いいですね。

インスタで同じようなことをしたいと思ってたんですけど、素材の準備や編集に時間がかかるのでもっと簡単な方法はないかなと思ってたんですよね。

すごくいいことを聞きました。ありがとうございます。

オンラインに助けられた2020年。語学の次は”しゃべり”のオンライン講座。

Q:このようなご相談はLINEのサポート窓口でも承ってますので、お気軽にご連絡ください。
最後になるのですが、今後のご活動に関する予定や展望などはありますか?

とりあえずオンライン講座は、最初は期間限定になるかなと思っていたんですが、オフラインのサロンに来られない方や新たに集まった皆さんの為に今後も続けていこうかなと。

北海道や愛知、福岡など色々な所から参加者がいますので、オフラインで集まっても大丈夫になった時には、何カ月かに1回くらいは実際にお会いして交流ができたらいいなと思ってますね。

また、韓国語講座はオンラインで始めることができたので、今後は長年の仕事である「司会」という部分を伝授していきたいなと思っています。

本格的なマスコミの仕事ではなくても、会社とか学校などで人前に出て仕切らなきゃいけない人っているじゃないですか。人前に出て喋らないといけない時の喋るコツとかを教えたいなと思っています。

司会業ってめちゃくちゃ大変なんですよね。
自分も喋ることがあるし、人から何かを引き出さなきゃいけないし、時間をコントロールしないといけないし、トラブルに対応しないといけないし、ものすごく気配り人間になるんですよね。

そういう何かあった時のトラブル回避の方法とか、言い方次第で良くも悪くもなることなど、話し方を教えるということをやってみたかったんですよね。

なのでコロナ禍がまだまだ続きそうであれば、喋ることに関してのオンラインレッスンを始めたいなと思います。

2020年は、本当に外での仕事がほとんどできなかったので、オンラインが無かったら乗り越えられなかったと思っています。

人の前で喋らないと本当にどんどんなまっていくと思うので、それができたのは自分のプラスになっているし、オンラインでも人に会えることでメンタル的にキープできてすごく助かったなと思いますね。

生命線のような場所だったなと思います。

Q:本当にそうですよね。コロナで劇的に生活が変わる中で大変なところを少しでもMOSHとしてサポートしていけたらと思います。

ありがとうございます。
最後に個人的な話なのですが、2020年3月に韓国語の本を出しまして、少し紹介させてもらってもいいでしょうか。

『 スマホでコメントできる 短い韓国語 』

会話のポイントとして初めはとにかく言葉を短くして覚えていくのが一番だと思うんですよね。なので韓国に行った時などシチュエーション別に、色んな場面で使えるフレーズを集めています。

あとはちょっとしたコラムも多めに書いてますので、読んで楽しい語学本になっているかなと思います。

ありがとうございます。まさにみんしるさんが韓国語サロンで教えられている、ちょっとした興味をもとに勉強して、少しでも単語が聞き取れると楽しくなる、というコンセプトに沿った内容なんですね。

オンライン講座についても、引き続きMOSHとしてもお役に立てればと思います。

みんしるさん、ありがとうございました!

今回は韓国語講師/MC/ラジオDJのみんしるさんにお話を伺いました。

みんしるさんのMOSHページはこちら

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