こんにちは、MOSH代表 籔和弥です。
日頃より、MOSHをご利用いただきまして誠にありがとうございます。
この度、新型コロナウイルス感染症の支援策として実施していた、8%→3.6%の手数料引き下げキャンペーンを終了し、2023年6月27日(火)より新たな料金形態で運営させていただく運びとなりましたため、今回の改定に伴う変更点についてクリエイターの皆さまへお知らせいたします。
インターネットを通じて自分の好きなことや情熱がもてることを発信・マネタイズし、その輪を世界中に広げていくことができたら、誰もが自己実現できる世界が創れるのではないか?
そんな想いから「情熱がめぐる経済をつくる」の理念のもとに、ネットでサービスが売れる「MOSH」は生まれました。
サービス開始から現在にいたるまで日々たくさんのクリエイターの皆さまにお会いし、皆さまに宿る情熱に接するなかで、「MOSHとの出会いで人生が変わりました」「MOSHによって私の事業は支えられています」など大変嬉しいお言葉をいただき、それがMOSHの事業運営の大きな励みとなっております。
改めて、いつも本当にありがとうございます。
このような気持ちの面もさることながらビジネスモデルの面でも、MOSHはクリエイターの皆さまがいなければ成立することができない、クリエイターの皆さまあってこそのサービスです。
そのため、少しでも皆さまにご理解とご協力をいただけますよう「なぜ手数料の改定を行う必要があるのか」「いただいた手数料をクリエイターの皆さまにどのような価値として還元していくのか」という部分も含めてくわしくお伝えできればと思います。
少し長くなってしまいますが、ぜひお読みいただけますと幸いです。
なぜ、手数料の変更を行うのか?
もともと、MOSHでは決済手数料8%でサービスを運営しておりました。
しかし、新型コロナウイルス感染症によって甚大な影響を受けたクリエイターの方が急増したことを受け、「オンラインサービスで収益をあげて事業を継続していただきたい」「またその際の手数料は可能な限り少なくしたい」という想いで、8%→3.6%への手数料引き下げキャンペーンを2020年5月から終了時期未定で実施することに踏みきりました。
本来であれば、決済手数料を0%まで引き下げて提供したいところではありましたが、3.6%は弊社が決済代行会社にお支払いする分の金額となりますので、このような形でキャンペーンを実施しております。
利益度外視のこのキャンペーンを3年間にわたって行っていたため、現在のMOSHでは「売上」よりも、人件費・システム運用代などの会社の運営にかかる「支出」の方が上回っている、いわゆる赤字の状態です。
おかげさまでクリエイター登録者数も増え、会社として着実に成長していることから、株式会社としての信用をいただいておりますため、すぐに会社がつぶれてしまう!というわけではもちろんございません。
ですが、このまま赤字を続けてしまうと、いずれかのタイミングでMOSHを運営することが難しくなり、サービス提供が困難となってしまいます。
MOSHがクリエイターの皆さまのご活動を支援していくためには、MOSH自体が安定した運営を続けていくことも同時に必要不可欠です。
そのため皆さまからいただいた手数料を、プロダクト開発するための人件費・サーバー代・決済代行会社にお支払いする決済手数料といった、「MOSHの安定した運営に必要なお金」にあてさせていただくことをご了承いただければとてもありがたく思います。
さらに、今まで以上に快適にMOSHをご利用いただけるように新たな機能をリリースしていくなど、クリエイターの皆さまの利益となるように有効活用もしてまいります。
「クリエイターの皆さまが抱える事務的な手間をできる限り省いて、サービス提供や発信活動に集中していただけるよう、MOSHとしてさらなる支援をつづけていきたい。」
このような想いで手数料の改定に踏みきったことを、どうかご理解いただけたら幸いです。
新たな料金形態について
前置きが長くなってしまいましたが、こちらが2023年6月27日(火)より適用される新たな料金形態です。
決済手数料はほぼ同額のまま「サービス利用料」という、MOSHを使用するのに必要な料金が新たに加わる運びとなりました。
サービス開始から今も変わらず「誰もが自己実現できる社会の実現」を目指しているMOSHは、誰にとっても使いやすく始めやすいチャレンジのハードルを下げるサービスであり続けたいと思っています。
そのため、技術的にも、経済的にもできる限りチャレンジのハードルを下げるべく、引き続き初期費用・月額費用は0円でご提供いたします。
思い立ったその時に、サービスや事業を展開していただけるよう、実際にサービスが売れたときにだけ「サービス利用料」という形で、クリエイターの皆さまにご負担いただくお金が発生するという仕組みです。
ここで、決済日と開催日が異なるイベントタイプ・プライベートタイプについて、もう少し補足させてください。
以下の図の通り、サービスの開催日が6月27日以降であれば、決済日にかかわらず新たな手数料率が適用されます。
6月27日より前に決済されたサービスであれば、キャンセル手数料は一律3.6%です。
サブスクタイプやコンテンツタイプはいずれも即時決済となるため、6月27日を起点として新たな手数料率が適用されます。
リリースを予定している新機能について
今回新たに加わるサービス手数料ですが、このサービス利用料のもっとも適切な使い道はもちろん「今より便利に快適にMOSHをご利用いただくためのアップデート・新機能の開発」です。
そこで、新たな料金形態が適用される2023年6月27日(金)同日に、以下の3つの新機能をリリースいたします。
O1|銀行振込機能
かねてより多くのクリエイターの皆さまからご要望をいただいていた、銀行振込機能をついにリリースいたします。
これによりクレジットカードをお持ちでないゲストの方もお気軽にサービスを購入していただけるようになります。
(※銀行振込も、決済手数料3.5%+サービス利用料3%+99円となります。)
O2|分割決済機能
これまでサブスクタイプの課金回数設定機能をご活用いただくことで便宜上、分割決済を可能としておりましたが、この度正式な機能としてリリースいたします。
これにより、養成講座やオンラインスクール、数ヶ月にわたるコンサルティングなどの比較的高額なサービスもMOSHで展開しやすくなります。
O3|動画ホスティング機能のアップデート
会員限定コンテンツをストックしていただける申込者コンテンツページ。
さらに見やすく、わかりやすくコンテンツを管理していただけるように、動画コンテンツのタグづけ機能・並べ替え機能をリリースいたします。
また、このほかにも以下のような機能リリースを予定しております。
- ゲストから予約を受ける際に任意のヒアリング項目を設定できる「カスタムフォーム機能」
- 動画コンテンツのサムネイル設定ができる機能
今後のMOSHの未来像
最後に、MOSHのビジョンや、MOSHを通してクリエイターの皆さまとどのように向き合っていきたいと考えているかについて、共有させてください。
おかげさまでクリエイターの登録者数が6万人を突破し、たくさんの方にご利用いただけるようになったことで、最近はMOSHの使い方がとても多様化してきています。
例えば、単発のレッスン・サービス、サブスク販売だけではなく、講座やオンラインスクールを展開されているクリエイターの方も増えてきたりなどさまざまです。
このような、あらゆる業種・業態のクリエイターのご活動・ワークフローを「網羅的に」支え、皆さまの持つ「専門性」を収益性の高い「価値」に変えられるサービスであり続けることを目指して、MOSHはこれからも機能を追加していく予定です。
いただく手数料が増える分、クリエイターの皆さまの情熱の循環をさらにスピーディーに促進できるよう、今後も誠心誠意サービスのアップデートを重ねてまいります。
まだまだ至らない点もあるかと思いますが、「もっとこうして欲しい!」「こうなったらいいのに!」というMOSHへのご意見がございましたら、ぜひお聞かせいただけるとうれしいです。
今後ともMOSHをどうぞよろしくお願いいたします。
MOSH代表 籔和弥
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