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連載企画『指名のウラガワ』
各業界で活躍するMOSHユーザーの皆さんにスポットライトを当て、
人気の秘訣とそのウラガワに迫ります。
専門学校を卒業、国家資格習得後に理学療法士として病院に勤務し、リハビリテーション業務に従事したのちに独立。現在はキレイを追求することが未来の疾病予防につながる『本物の美容整体』をテーマに掲げ、美脚整体師として表参道エリアのレンタルサロンにてサービスを提供している。
大切な人を守りたい、予防医学を広めるための美容整体
--今日はよろしくお願いします!hidaoさんは今年の4月に独立したと伺いましたが、どのような流れがあったのでしょうか?
もともとは専門卒業後に、理学療法士として脳梗塞や脳出血の患者さんをメインにリハビリする病院で勤めていました。今でも『いい仕事だったな』と思うくらいやりがいがあったのですが、病気の怖さや大変さを身にしみて実感したんですよね。
半身麻痺であったり、言語障害を患ったり、体が動かなくなって、物事の理解もできなくなって……病気によってすごく悲惨な状態になってしまう事実を知りました。それも特に、ぼくの親世代の患者さんが多いこともあって、重ねちゃったんです。
そのときに『自分の大切な人たちに辛い想いをさせたくない』と思ったんですよね。それなら、そもそも病気にならないことが一番。だから予防医学を広めるためにも、独立して美容整体を提供していこうと決めました。
--病院での実体験があったのですね。なかでもなぜ、美容整体を選ばれたのですか?
ぼくが独立を考え始めたときに、ちょうど骨盤矯正や小顔矯正のような美容整体が出てきたタイミングで、『これまで学んできた知識も活かせて、予防医学も伝えられる手段はきっと美容整体だ!』と思ったんです。
特に、若いうちから将来家庭を支えていく女性に向けて病気になりにくい体づくりを広めよう、伝えようと思い、美脚整体師として独立しました。
だから、美容整体の先に病気になりにくい体づくりがあり、そのための手段として美容整体を行っているイメージですね。
飛び出してもがきながら、そのなかで成長していけばいい
--なるほど、手段としての美容整体だったのですね。若くして病院からの独立、というとすごく悩みそうですね。
職場の上司に独立したいと伝えたのが3年目の春だったのですが、当時は「独立はそんなに甘くないよ?」と言われましたね。
『新米だしそうだよな』とは自分でも思いつつ、組織に属して仕事を続けるのと独立するのは全く別ですから。『飛び出さないとわからないじゃん!』と思って、上司に止められましたが出ました(笑)
飛び出してもがきながら、そのなかで成長していけばいいと思っていましたね。今もまだ軌道に乗り切れてる感じはないですが、ぼく自身が結構楽観的なので(笑)、当時から怖さや不安はそんなになかったです。
--素晴らしいポジティブ!(笑)病院での理学療法士から美脚整体師になるというと、技術的な面は変わらなかったのですか?
それ自体は美容整体とは全く異なる技術でしたね。リハビリテーション専門の業務はおもに動作の練習、立つこと、歩くことといった動作をお手伝いするものだったので。
でも、解剖学や生理学、運動学は専門学校時代からの知識があったので、そこをベースに美容整体の手技を考えましたね。
例えばO脚の治療であれば、『膝が外に出たのは股関節がこうなってるからここの筋肉をこうすればいい!』と考えるのも、もともとの知識を応用して作っていったカタチです。
--なるほど、応用できるんですね!とはいえジャンルとしては異なるものなので大変そうです……。
病院に勤めているときから独立の準備はしていたのですが、今も『もっといい方法はないかな?』『結果が出やすい方法はないかな?』と常に勉強中ですね。
今の自分のなかで一番いいと思える方法から、半年後にはもっと知識も経験も増えているはずですから。ゴールはないと思うので、どんどん高めて、そのとき最善の方法をお客さまに提供できればいいなと思っています。
集客の重要性と『お客さんとして来ていただける』までの壁
--hidaoさんの活動を拝見していて、SNSを上手く活用して、力を入れてらっしゃる印象が強かったです。
そうですね。『独立して一番大変なのは集客だ』と日々思うところなので。
具体的にはモニター施策を集客・ブランディングの一環でSNSを戦略的に利用していますね。自分から声をかけて、SNSで影響力のある方や、これから活躍していきそうな方にモニターさんをお願いしていて。
施術後にホワイトボードに感想を書いていただき、一緒に写真を撮ってinstagramに載せています。
--どうしてその手法に行き着いたのですか?
instagramで話題になってる美容室やサロンを研究してみたら、同じような手法をとっていたんですよ。ぼくのサービスのターゲット層もSNSを使っている世代ですし、『相性がいいかも!』と思ってやり始めたのがきっかけですね。
サロンモニターの投稿が、SNSで誰かの目について大きな仕事になる事例も多くあるので、そういった目的もあって実践しています。近道かはわからないですが、しばらくやってみないと効果もないと思うので継続あるのみですね。
最近はYouTubeでセルフケア動画も公開し始めたり(笑)いろいろやってみないとわからないので、とにかくチャレンジですよね。
--継続と試行錯誤の姿勢がすごいです!始めたばかりとのことですが、集客効果の方は実際ありましたか?
もっとお客さんも来てくれるかなと思っていたのですが、そう単純なものではなくて……(笑)
「美容整体に興味ある!」と皆さん言ってくださるのですが、『お客さんとして来ていただける』までに、まだ一つ壁がある。そこを打ち破るもう1インパクトが必要なのかな、と模索しているところですね。
ただ、同業者の方からはよく連絡をいただくようになりましたね。技術的に何をやってるのか、どんなメニューなのか、または集客の方法まで「教えてください!」といった内容で。
ぼくはセラピストとしてまだまだ駆け出しですが、発信している意味がある、発信しているからこその成果だなと感じます。
完璧なカラダを目指して、寄り添う整体を伝えていく
--整体やリラクゼーションは事業者も多いなかで、自分のサービスを選んでもらうのも大変ですよね。
そうですね。それに僕が専門としている美脚整体で言えば、満足感による差別化を生みづらくて。よほど強いむくみがあったりしない限り、即時的に脚を細くするのはなかなか難しいんですよ。
筋肉がつきすぎた筋肉太りだったり、生活習慣も関わっていますし、ホームエクササイズや習慣改善など、時間をかけて一緒にやっていかなければいけないものなので、その説明も大事にしています。
--即時性があると誤解していると、お客さまも満足できずにお帰りになる可能性もありますね。
正直いうと、そもそも美容整体にいらっしゃるお客さまはもともと美容を意識している方が多いので、伸びしろがあまりないんですよ(笑)
足はもともと細いし、まっすぐできれい。逆にどうすれば満足していただけるかを考えなければいけないので、とても難しいですね。
とはいえ完璧なカラダというものはないので、変えられるところはあります。姿勢が崩れやすいことであったり、うまく使えていない筋肉のことをお伝えして、改善提案をしています。
--たしかに、どれだけ普段から美意識高く持っていても、気づいてない部分へのアドバイスはありがたいですね。
また、施術のなかでもっとリラクゼーション要素が使いこなせればいいなと思って、自分の武器を増やす意味でも勉強していますね。
『きれいになって嬉しい』『気持ちよくて嬉しい』その2つがあれば、お客さまによりいいものを提供できるなと考えています。
より良いサービスのために、セラピスト日本一のもとでノウハウ修行
--リラクゼーションに関しては、整体と別に勉強しているんですか?
表参道でのサロン営業は週2ペースなので、兼業で地元のリラクゼーション店にも勤めているんです。その店舗に、指名ランキング日本一のセラピストがいらっしゃるんですよ。
その方からも技術やノウハウを教えていただいたけますし、収入面安定の意味合いでも大事なお仕事だなと感じています。
--指名ランキング日本一!そんな方に出会えるのもすごい縁ですね。
たまたま見つけて飛び込みましたね。月に300件以上の指名を受けていて、なかなかそんな人いませんから(笑)
リラクゼーションなので、ぼくが行っている整体自体とは異なりますが、要素としてリラクゼーションの考え方はすごく大切なので。その極意を教えてもらっている感覚ですね。
そこでの体験もすごく楽しいですし、今後のメインは表参道にしていきたいですが、豪華な下積みをさせていただいています。
スキルを求めても、目指すべき軸はブラさない
--本当に豪華すぎる下積みですね(笑)こうして新たなチャレンジをしていて、よかったと思うことはありましたか?
そうですね。ぼくは高校時代に理学療法士になることに憧れてから、就職で実際に夢が叶ってしまったので、それからただ毎日を過ごしている感覚になって刺激が少なくなってしまって。『やりたいこともないし』と目標がなくなっていたんですよね。
だからチャレンジしたことで、今こうして新しい目標が見つかって自由に動けているので、毎日が刺激的で本当に楽しいです。
逆にどこまでも行けてしまうというか、最終的なゴールがないので、どうなるんだろうとは思っていますが(笑)技術としても、影響力としても、ゴールはないからこその高みを目指していきたいですね。
--ゴールはないからこそ、日々努力されている姿勢がすごく伝わってきます。そんななかで、仕事として意識していることは何かありますか?
冒頭でお話ししましたが、ぼくが美容整体という手段を選んだのも『予防医学を伝えたい』からだったのに、美容整体のスキル向上を求めるが故に、その意識が薄くなる時期があったんです。
これは忘れていけない、大切にしていきたい視点ですね。
健康に携わる仕事を生業にしているからこそ、この軸をぶらさずに身の回りの大切な人たちに、病気にならない体づくりを自然と伝えていけたらいいなと思っています。
仕事を通して思うこと、思ったことがエネルギーになる
--伝えようと思って伝わるものではないから、hidaoさんが先立っていけたらすごく素敵ですね。
そうですね。誰でも美味しいものはたくさん食べたくなりますし、不健康だとわかっていてもやめられないことはある。実際に病気にならないと意識できない、大事だと気づけないものなんですよね。
そうして現代は無意識に医療費がかかっているからこそ、もっと早い段階から予防医学を普及させなければと思ってはいても、うまくできていない状況に課題は感じます。
仕事を通して経験して思うこと、思ったことがエネルギーになっていますし、それがやりたいことになっているので幸せですね。この想いはきっと燃え尽きることもないですし、これからがすごく楽しみです。
--最後の質問です。もしも世界にセラピストという仕事がなかったら、hidaoさんはいま、何をしていたと思いますか?
『美容師かっこいいな!』と思った時期もあったので、美容師になっていたかもしれませんね。どの職業に関しても言えるかもしれませんが、自分が何かをやって喜んでもらえたり、感動してもらえたりすることが嬉しいので。
リハビリでも患者さんが家に帰れるようになって喜んでいただけたり、美容整体も結果が出たら喜んでいただけますし。とはいえ、今の仕事が本当に楽しいので、他の仕事をやっている姿は考えられないですね(笑)
そう言って笑いながらも、
言葉の端々から強い使命と行動力を感じた
誰かが求める理想の姿、理想の暮らしを
これからもhidaoさんの手で作り出していくのでしょう
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