クリエイター事例

「感謝の循環」を生めば、自分の事業に自信が持てる。股関節ヨガインストラクター・伊藤香奈さんがギブをするワケ

誰でも自分の活動を発信できる「個の時代」。

一方で、多くの溢れる情報のなかで自分自身やサービスを見つけてもらうためには、自分の情熱や想いを形にし、人の気持ちをつかんでいく力が必要です。

MOSHでは、『MOSH Boost!!!』と称し、セルフブランディング術やサービスのクオリティを学び、自分のサービスに反映させる3ヶ月間のプログラムを実施。

個人としての発信力の強化を行い、ブランドをつくり、ファンの方々とコミュニケーションを深めていくためのスキルやマインドを育成するカリキュラムを実践していただきました。

今回は選ばれし10名の1期生のなかから、見事最優秀賞を勝ち取った伊藤香奈さんにお話を聞きました。

会社員として働きながら、「股関節ヨガ」のレッスンも提供している伊藤さん。「個の力」を高めるために実践したこととは…?

「股関節ヨガ」誕生の背景は?

 

ーー最優秀賞、おめでとうございます! まず、これまでの経緯について教えてください。

もともと私はヨガを15年間やっていたんですけど、脚もO脚で細くならないし、むくみ体質も治らない、汗も出ずに痩せづらい…という状態で、「ヨガをしても改善されないんだな」と半ば諦めていたんです。

それが、妹の住むオーストラリアに行って、甥っ子を抱っこした瞬間にぎっくり腰になってしまって…。

現地でカリスマ整体師と呼ばれている先生のもとへ行ったのですが、そのときに「土台が悪いからそうなっちゃうよね」と言われてハッとしたんです。

自分が今まで「普通」だと思っていたことが、「土台が悪い」せいだったんだ、って。

日本に帰ってきてからは、筋膜リリースや骨格調整など、土台を整えるためにさまざまなエクササイズにトライしました。すると、ヨガよりも大きな効果が出たのです。

ーーヨガを超える方法を見つけられたんですね…!

ヨガは、心身ともに変化も感じてきたし、大好きですが万能薬ではないと私は思っています。

さまざまな手法をミックスさせ、自分の身体のメンテナンスのために行っていたものを、理学療法士さんとともにメソッド化したのが「股関節ヨガ」です。

今は、むくみや足痩せをしたい方に向けて、下半身から土台を整えていく「股関節ヨガ」のレッスンを提供しています。

わたしは平日は会社員をしているのですが、健康と昇進には密接な関係があるという記事を読んだことがあります。

なので、「股関節ヨガ」を広めて、たくさんの方のお悩みを解消したり、日常のクオリティアップに役立てていただければ、という思いで発信をしています。

相手の求める意図を汲み取ることで成功を掴んだ

ーーそんな伊藤さんが、『MOSH Boost!!!』に挑戦した理由は何でしたか?

もともとメソッド化をするときに、体系立ててコンテンツを作り、養成講座ができるように設計していたんです。

一方で、メソッドが売れないことには養成講座の実践は難しい。

新しいことはブルーオーシャンだけど、どうしても知名度が低いことがネックでした。だからこそ、「広げること」について学んでみたかったんです。

ーー実際に参加してみていかがでしたか?

正直内容に関しては、自分自身でYouTubeや本などで勉強すれば“知る”ことはできたかもしれません。

ただ、伴走してくれるメンターと仲間がいてくれるというのが、私にとっては価値でした。プログラムのなかには毎回課題があるんですけど、それを仲間とあれこれ言い合いながらできたり、本気でフィードバックをいただける。

叱ってくれる人がいてくれるって、本当にありがたいと改めて感じました…。

ーー10人のなかで最優秀賞を取られた理由として、ご自身では要因をどのように分析しているんですか?

強いて言うなら、課題に対する理解を深めようとしていました。相手の求める意図を汲み取ることを意識していましたね。

そもそも『MOSH Boost!!!』は、参加者自身のサービスの認知を高めることが目的。だからこそ、「絶対に1位をとってやる!」という気持ちも実はそこまでなくて…。

たとえばTwitterの課題で、「サービスの紹介をして、URLをつけてRTを獲得せよ」というのがあったんですけど、「普通の投稿にURLつければいいんだ」と言われたことをやるだけでは、ただ課題をこなすことが目的になってしまう。

たった数文字のつぶやきでも、目的意識を持って行うことが重要だと教わりました。

あとは、メンバーだけのLINEグループがあるんですけど、仲間内を活性化させるために、いろいろと考えていました。

世の中にはギバーとテイカーがいますが、自分はギバーでいたいと心がけているので、無料でレッスンに招待したり、仲間のレッスンに参加したり、仲間を応援する気持ちを「お金」という形で表すように意識していました。

私はMOSHが大好きなので、いくら熱があっても、お金をきちんと回さないと意味がないと考えているんですよ。

参加者のなかには、『MOSH Boost!!!』に参加しているのにMOSHをまだ活用していない人もいたので、まずはサービスに触れてほしいと思って積極的に動いていました。

ーー課題どころか運営の意図まで汲んでくださっている…。

そもそも無料で参加させていただいていますから!! 自分でお金を払ったら、損をするのは自分ですけど、先にいただいているからこそ恩返ししたい、という想いも強かったです。

細部にこだわることが、お客様に与える印象に繋がる

ーーちなみに今回は田端信太郎さんや関清香さんという豪華なメンターが着いていましたが、お2人からはどのようなアドバイスがありましたか?

「ディテールにこだわれ」と言われたのが印象的でした。

写真ひとつ撮るにしても、メイクや髪型、背景など、一つひとつのこだわりを積み重ねることで、全体的な質が上がることに気付かされました。

ーーたしかに、MOSHページのビフォーアフターを見ると変化が一目瞭然ですね…!

そうなんです。手を抜かずに時間やお金もかけて作ったものが、そのまま自分のブランディングになり、お客様に与える印象に繋がるのだと、意識して作るようになりました。

ーー他にはどのような変化がありましたか?

これまでやりたいと思ってたけどできなかったSNSすべてに「とりあえずやれ!」というスタンスで取り組めたことで、自分に合うSNSもわかるようになりました。

これまでInstagramには。メソッドの動画しかあげてなかったのですが、初めてサービスを紹介する投稿をしたところ、売り上げに繋がったので、さまざまなトライができたのは大きかったです。

これから事業を始めようとされている方へのアドバイス

ーー最後に、これから自分の事業を始めようとしている方へアドバイスをお願いします!

私は以前、知り合いにお金をもらったり、払ったりすることに抵抗がありました。でも今は、幸せを分けること、いい循環を作ることだと考えるようになりました。

身近な人のサービスにお金を払えば喜ばれるし、逆に自分のサービスをお金を払って受けてくれた相手にも、自分は「感謝の循環」を生んでいけると気付いてから、自分の事業に対して自信を持てるようになったんです。

今は自分のやりたいことや、表現したい想いを手軽に共有できる時代になってきています。

ぜひMOSHを通じて、自分の身近な人とも遠くの人とも、喜びや感謝の情熱を巡らせていただければ、と思います!

伊藤香奈さん、ありがとうございました!

事業のブランディングをやりながら、『MOSH Boost!!!』メンバーにもMOSHを広めてくださっていた伊藤さん。

自分からギブを積極的にしていくことで、自分にもまわりにも良い相乗効果を起こそうという姿勢は、ひとりで事業をやられている方にとって学ぶべきものがあると感じました。

まずは、自分の身のまわりの人にサービスを体感してもらい、少しずつ自信をつけていく。そのきっかけのひとつとして、MOSHというプラットフォームは存在しています。

伊藤香奈さんのMOSHページはこちら。

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