クリエイター事例

考えすぎない、立ち止まらない。行動することで進化し続けるピラティスインストラクターmieyさんの未来像

新型コロナウイルスの打撃を受けたフィットネス業界。そんなフィットネス業界において、独自のコミュニティ活動やオンラインレッスンにチャレンジし活路を見出す事業者がいます。

今回はそんなフィットネス業界で、ユニークなオンラインサロン運営を行なっているボディコンディショニング/ピラティストレーナー・mieyさんにお話を伺いました。

スタジオ未経験。周りの期待に応えて始まったインストラクターの仕事

Q: はじめに、これまでのご活動/経歴をお伺いできますか?

トレーナーになったのは比較的最近で、それまでは自分の経験をもとにしたダイエットについて発信をしていただけなんですよ。

ただ、フォロワーはおかげさまでそこそこいまして、それでSNSでの露出は多かったんです。でもそれが逆に、スタジオ側からすると雇うのに抵抗があったようで。
だからトレーナーとしての活動は、初めから個人としてスタートしました。

Q: すごい・・・!初めから個人としてスタートするのはかなり珍しいですよね?

そうですね。一応、ピラティスインストラクターの養成スクールに通いましたが、それだけだと実践には全然足りないことが多くて、その後解剖学のスクールに通って自分で勉強したりはしていました。

Q: なるほど。ちなみに元々ダイエットの情報を発信していたところから、今の活動を始めようと思ったキッカケは何かあるんでしょうか?

当時ダイエットの情報を発信していた時に、企業からレッスンをしてほしいと連絡があったんです。
ただ、その時は資格も何も持っていなかったから、レッスンを始めていいのかも分からなくて。
そういう要望を周囲からもらうような形で、いまの活動につながっていった形ですね。

Q: MOSHを知ったのはいつぐらいなんでしょうか?

去年の夏くらいですかね。MOSHさんからお声掛け頂いて知りました。

Q: ありがとうございます。初めは対面のレッスンで使用されていて、その後オンラインに移行されたんですかね?

そうですね。その後、オンラインサロンもはじめました。
サロンの生徒さんがいま、1300人ほどいます。

Q: そんなにいらっしゃるんですね・・・!1000人以上だと顧客管理も大変ですよね。どのように管理されているんですか?

はい、1人では絶対に無理ですね。オンラインサロンの運営スタッフが2人います。

1人は、オンラインサロンのメンバーリストを作成したり管理していて、もう1人はサロン生徒へのコミュニケーションや連絡の仲介を担当してくれています。

また、サロンを円滑に運営するためにスタッフ以外にも、サロンの中でリーダーが4人います。その4人を中心に回す形になっていて、中には理学療法士など非常に専門性の高い人もいるんです。

サロン内では週に2回、聞きたいコトを何でも聞けて質疑応答を集約する場所があって、そこですべて対応するので個人的DMは基本的に無しにもしていますね。

Q: なるほど、すごいしっかりとしたコミュニティが出来上がっているんですね。ちなみにサロンを始められたのはいつ頃なんですか?

今年の5月くらいですね。でも、12月には辞めようと思っています。
まずはやってみようということで始めたんですけど、自分もサロン生徒のみんなも、これに頼る生活はいつか辞めないといけないなと思っていました。

私自身、それなりにサロンでの収入はあるものの、非常にエネルギーも使うので、他に視野を広げるためにも一旦辞めて勉強したりする時間を設けたいと思っています。

Q: なるほど、そういう大変さもあるんですね。ちなみに今はYouTubeも展開されていると思いますが、今後オンラインサロンを辞めたあとにしたいことって何かあるんでしょうか?

具体的には何もないんですよね(笑)。その時に思いついたものをしていきたいです。

無料では出せない価値。有料だから届く価値

Q: 話は変わりますが、いま個人で頑張っていきたい事業者さんが増えていて、そこでよく聞かれる質問として、「 無料でライブ配信している中で、有料でもオンラインサロンが成り立つのか?」といった相談があるのですが、mieyさんはその棲み分けや考え方はどうされているんですか?

それが収益の成り立ちづらいトレーナーさんのよくある考え方ですね。無料で配信しているからといって、それでお客さんがちゃんと理解しているかというと、5割も理解していないと思います。なんとなくSNSでフォローしているだけという感じです。

オンラインサロンに入ると、コミュニティの中で今週はこういった内容でチャレンジしていきます、といった解剖学の座学などもレッスンするので、トレーニングと座学とでカリキュラムを組んでいるので理解しやすくなるので、提供できる価値が全然違うんです。

Q: 確かに、価値が全然違いますよね。ちなみに最近はスタジオレッスンも再開していますよね。スタジオのレッスンとオンラインとではどのような違いがあるのでしょうか?

オンラインだと、生徒さんから聞いた情報をもとにしかアドバイスできないので どうしても広く浅くなりますね。スタジオでのレッスンだと、直に触れてしっかりアドバイスできるという違いがありますね。

でもオンラインサロンのメンバーで解剖学を学んでいる人は、対面で会った時にしっかりしている人もいるんですよ。サロンでは、テストも挟んでいるので理解度が深まっている方が多いからですね。

Q: 多くのインストラクターさんは、オンラインレッスンを始めると継続したいという意見を聞くのですが、mieyさんは逆にオンラインサロンを辞めて、今後どこに向かうのかすごく気になりますね!

私もわからないですね(笑)

Q: 漠然とした将来像とかもないんですか?

ゆくゆくは、協会を立ち上げていきたいなとは思ってます。
実はサロン生の中でも、インストラクターになりたい人も出てきていて。でもスクールに通っていても、深く教えてもらえない現状もあるので、そういう人のために協会を立ち上げていきたい。

そのために、いまサロンを辞めてしっかり知識つけていきたいと思っています。

Q: 生徒の皆さんが、mieyさんのレッスンを選んでいる理由や、レッスンをやってみての感想ってお伺いできますか?

どうなんですかね~掛け持ちしている人も多いですよ。色々な方のレッスンを受けたりしてますね。

ライブ配信だけだと魅力としては弱いから、座学などでインプットできたり、コメントなどで質問できる環境づくりをしている点が、選んで頂いてる理由だと思います。

でもこれは本当に、スタッフと共にやっているからできていますね。

考えすぎない。行動しながら考えることで情熱はうまく回る

Q: MOSHは「情熱がめぐる経済を作りたい」という思いのもとやっていて、情熱を持った人がもっと輝ける場所を作りたいって思っているのですが、mieyさんが今のお仕事に情熱を感じたり、面白いと思っている点ってお伺いできますか?

深く考えすぎないことですね。すべてに対して。

仕事に対しても生活に対しても深く考えすぎると、ちょっとしたミスでへこむから。行動する前に考えるんじゃなくて、行動しながら考えると情熱がうまく回ると思う。

そして、新しいことをはじめていくのがすごく大事。
利益がないと何事も続かない。利益があるっていうのは、常に慣れていることを流れ作業でやるのはなく、何か新しいことをして改善していくことでできる。改善点は必ずあると思うから。

ありがとうございます…!つい聞き入ってしまうくらい、自分にとってもためになるお話しでした。mieyさん、ありがとうございました!

今回はボディコンディショニング/ピラティスインストラクターのmieyさんにお話を伺いました。

mieyさんのMOSHページはこちら

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