2020年以降、さまざまな講座がオンラインレッスンへシフトしています。スタジオを用意して対面で行っていたヨガのレッスンもそのひとつ。
自宅にいながらにして心を落ち着かせることのできるヨガのオンラインレッスンは、揺らぐ世相の中、人気上昇中です。
一方で、「スタジオの受講生が減ったままなかなか戻らない」というお悩みを抱えるヨガ講師さんも多いのでは?
あなたもオンラインレッスンを導入すれば、スタジオに通えるご近所の人も、オンラインでつながる遠くの人も、世界中のヨギーがあなたの受講生に!
世界とつながるWebの利点を活かして、効率よく受講生さんと出会えるWeb集客の方法を解説していきます。
1 Web集客の必要性
ヨガのオンラインレッスンを始めたばかり、またはオンラインレッスンを始める予定のヨガ講師のあなたに欠かせないのがWebでの宣伝。「こんなレッスンを始めたよ!」と幅広く知ってもらう必要があります。
わたしたちは「習い事をしたい」と思った時、Webで情報を集めることが多いのでは?
「ヨガ オンライン」で検索する場合もあれば、SNS上に流れてきたヨガの広告に目を留めて体験してみた!など、オンラインレッスンへの入り口はさまざま。
「Web広告にかける費用がない」とお嘆きのフリーランスのヨガインストラクターさんもいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫。Webなら広告費をかけず、費用をおさえて集客ができるんです。
しかもWebを上手に利用すれば、宣伝〜予約受付〜決済〜レッスンまでの一連の流れをスムーズに済ませることも可能。レッスンを提供する側だけでなく、受講する側にとってもうれしいのが、WebでのPR展開なのです!
2 ヨガレッスンのおもな集客方法
Webを使ってヨガのオンラインレッスンをPRするには、何をするのが効果的なのでしょうか。
まずはWeb集客の方法にどんなものがあるのか、見ていきましょう。
2-1 ホームページからの集客
オンラインレッスンを始めるなら、まずはあなたの情報がひとつにまとまった、HP(ホームページ)が必要。
あなたのヨガのレッスンに興味を持った人に、「ここを見てください!詳しく書いてますよ」と案内できる過不足ないコンテンツがそろっていると便利です。
HPのコンテンツとして必要なものに、以下の3つがあげられます。
ヨガをするきっかけ、講師になった理由/資格・実績/プライベート情報など
開催日時・所要時間/配信場所(スタジオか自宅かなど)/オンライン受講に必要なもの/受講生のクチコミ/レッスンで大切にしていることなど
空き状況がすぐにわかり、希望のレッスンを予約できるフォームやシステムが導入されていると、受講生を逃しにくいです。 |
なおHPは、パソコンとスマートフォン両方の閲覧に適したレスポンシブデザインであることが重要です。
スマホでのWeb利用が圧倒的に多い今、スマホですべて完結できるかがWeb集客の大切なポイントです。
2-2 SNS(Twitter・Instagram・Youtube)での集客
「HPはあるのに集客につながらない」「検索しても自分のHPが表示されない」というヨガインストラクターさんも多いのでは?
しっかりとアクセスされるHPに育てるには、SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)の利用が欠かせません。
逆にSNSをうまく運用できれば、HPのアクセス数が多くなくても十分な集客ができてしまう可能性が高いのです。
Insta Labの調査によると、現在SNSユーザーは全世界で42億人を突破し、日本国内におけるSNSの利用者数は8千万人を超えると言われています。
おもなSNSの日本国内での月間利用者数は以下のとおり。
LINE | 8,900万人 | 2021年8月時点 |
Youtube | 6,500万人 | 2020年9月時点 |
4,500万人 | 2017年10月時点 | |
3,300万人 | 2019年6月時点 | |
2,600万人 | 2019年7月時点 |
※利用者数は公式発表による
ユーザー数の多い人気のSNSの中でも、ヨガの集客に適した
- YouTube
3つのサービスについて、詳しく紹介していきますね。
1) Twitterでヨガをテーマに幅広く交流
Twitterは最大140文字で近況をつぶやくミニブログ。
情報収集に利用されることが多く、拡散性と即時性に優れています。
#(ハッシュタグ)を使った検索が便利なので、「#ヨガ」「#オンラインヨガ」などで検索して、ヨガ界隈の最新情報をキャッチする情報収集ツールとしても使えます。
話題のヨガネタを積極的にツイートしたり、人気の高い投稿を引用ツイートしたり、Twitterならではの時流に乗った情報発信が可能です。
では、ヨガ講師として具体的にどんな風にTwitterを利用したらいいのでしょうか?
ヨガ講師のTwitterでの発信内容をご紹介します。
【アカウント名】
ヨガ講師であることが一目でわかるよう、名前の後半に「ヨガインストラクター」「オンラインヨガ」と明記。
【プロフィール】
レッスンや講師の情報をコンパクトに表記。
- ターゲット、ヨガへの思い
- 指導歴
- 活動場所
- 受講生さんの情報
- オンラインレッスンの具体的方法
- プライベート情報
最大160文字で講師自身とレッスンを具体的にアピールします。
【投稿】
ターゲットのお悩みを解決するお役立ち情報を「#ヨガ」「#オンラインヨガ」をつけて積極的に投稿。季節や時間帯に合った内容を投稿するのも大切なポイントです。
受講生さんのTwitterアカウントを相互フォローし、受講生さんのヨガに関する投稿を引用ツイート(※後述するInstagramにはない拡散機能)。
講師と受講生の信頼関係が周囲に伝われば、受講生さんのフォロワーやヨガ好きが集まってきます。
2) Instagramなら視覚で印象を残す
Twitterの拡散性は魅力だけど、文章を書くのが苦手。フォロワーとテキストで交流をするより、もっと感覚的にPRしたい!という方におすすめなのがInstagram。
「インスタ映え」という流行語があらわすように、Instagramでは目を引く鮮やかで印象的な画像の投稿が特徴的です。飲食やファッション、音楽やダンスなど、視覚や聴覚に訴えるタイプの情報発信に最適です。
ヨガのWeb集客にInstagramを利用するなら、スタジオの雰囲気やヨガ講師のライフスタイルが一目で伝わる、ビジュアルにこだわった投稿をするのがおすすめです。画像調整機能が充実しているので、画像も簡単に加工できますよ。
また、Instagramは「ストーリーズ」「リール」といったショート動画投稿のほか、ライブ配信も可能です。
さて、ヨガインストラクターの皆さんは、実際どのようにInstagramを利用しているのでしょうか?
ヨガインストラクターのInstagramでの発信内容をご紹介します。
【名前】
「ヨガインストラクター」「オンラインヨガ」など、ヨガの講師であることをわかりやすく明記。
【プロフィール】
さまざまな絵文字をカラフルに使いながら講師自身とレッスンについて紹介。
【投稿】
思わずヨガがしたくなる画像を投稿。
美しいポージングやすっきりとしたスタジオの内装、屋外の景色など、リラックス効果の高い癒し画像を定期的にUP。時には講師の素顔が垣間見えるオフタイムの画像をさりげなく投稿。
フォロワーが増えたら、インスタライブでお試しレッスンやお悩み相談などの交流を。
3) YouTubeで擬似レッスンを提供
YouTubeは毎分500時間以上のコンテンツがアップロードされ、毎日10億時間以上のコンテンツが視聴されている世界的規模の動画共有プラットフォームです。
ヨガのWeb集客にYouTubeを利用するメリットは、視聴者にあなたのオンラインのヨガレッスンを擬似体験してもらえること!
Twitterが文字、Instagramが画像なら、YouTubeは動画がメインのプラットフォーム。動画を投稿すれば、レッスンや講師の魅力をよりダイレクトに伝えられます。
YouTubeは利用者数が多く翻訳機能もあるので、あなたのヨガのレッスンを世界中に届けることもできますよ。
さて、ヨガインストラクターの皆さんは実際どんな感じでYouTubeに動画を投稿しているのでしょうか?
ヨガインストラクターのYouTubeでの情報内容をご紹介します。
【概要】
詳しいプロフィール、ホームページやSNSのリンクを掲載。
【投稿】
ヨガのレッスンを5〜30分程度の動画にして投稿。
「夜ヨガ」「○○に効くヨガ」など、統一性のあるテーマで週1〜2回、定期的に動画をUP。
チャンネル登録者が増えたら、視聴が多い休日や年末年始などに、ライブ機能を使ってヨガレッスンのライブをすることもあります。
YouTubeは、チャンネル登録者数や視聴回数が増えれば収益が発生します。
集客しながら収入もゲット!と、魅力いっぱいのSNSですが、YouTubeを利用する際の最大のデメリットは、撮影と編集にコストがかかることです。
しかも、完成度の高いヨガ動画が数多くUPされていて、登録者数100万人を超える人気のヨガ専門チャンネルもあります。新規参入はハードルが高く感じるかもしれませんが、ハードルが高いほどやりがいがあるのも事実!
「撮影や編集をしてくれる仲間がいる」「自分のキャラクターに自信あり」「YouTubeをやってみたかった!」という方はぜひトライしてくださいね。
2-3 ブログサービスでの集客
文章が得意、文を書くことが好きなヨガインストラクターさんにおすすめなのがブログ。
「Amebaブログ」「はてなブログ」など、簡単にスタートできる無料のブログサービスがたくさんあります。最近は、文章や画像、音声などを投稿できるプラットフォーム「note」も人気です。
ヨガの魅力や自分のオンラインレッスンについて、文章で丁寧に伝えたいなら、ブログを定期的に更新してSNSにUPするのも集客効果あり。
文章を書いたり読んだりするのが好きな受講生さんが集まってくる可能性大です!
2-4 ヨガのイベントからの集客
ヨガのオンラインレッスンだけでなく、ヨガのオンラインイベントも増えているこの頃。
有名なヨガ講師が参加する数万人規模のイベントから、ニッチなテーマの小規模イベントまで、各地でヨガイベントが多数開催されています。
気になるヨガのオンライン(オフライン)イベントに参加して、参加の感想や自分自身がヨガをしている姿を、イベントの#(ハッシュタグ)をつけてSNSに投稿してみましょう。
同じイベントに参加した人たちが、検索してあなたを発見してくれるかもしれません。
もちろん、あなた自身がヨガのイベントを企画・開催する!のもアリですよ。
3 ヨガレッスンならではの集客のコツ
次に、ヨガのオンラインレッスンならでは、の集客につながるコツについて解説していきます。
3-1 独創性あるコンセプト
数多くあるヨガのオンラインレッスンのなかで、他とは違うあなただけのレッスンの魅力を訴えるのが最重要課題です。ヨガの資格や実績も大切ですが、他の人にはない、あなた独自のコンセプトをいかに伝えるかが肝。
まずは写真やキャッチコピーで目を引いて、次に詳しいメッセージを読んでもらいましょう。
特に写真は、講師のキャラクターやレッスンの印象を一目で伝える大切な要素になります。
以下3点に留意して撮影・使用しましょう。
1)個性あふれ出るプロフィール写真を
1枚の写真から、あなたの独創性あるコンセプトをイメージできるよう撮影しましょう。
アクロバティックな動きを得意とするなら目を見張るヨガのアーサナ、レッスンでの笑顔を大切にしているなら笑顔のアップ……というように、レッスン中のあなたが目の前にいるかのような写真になるといいですね。
また、ヨガ講師であることが伝わりやすい服装、清潔感あるメイクやヘアスタイルがベターでしょう。
どこかで見たことのある既視感ある写真や、誰だかわからない写真にならないよう研究を。
2)レッスンの雰囲気が伝わる背景で
レッスンに使用する場所かそれに近い背景で写真を撮ると信頼性が増します。スタジオを利用しているならスタジオ、自宅サロンなら自宅で。屋外イベントが多いなら屋外で撮影を。
プロフィール写真はおしゃれな景色のスタジオだったけど、実際のレッスンはワンルームの自宅だったとなると、がっかりしてしまう受講生さんがいるかもしれません。
自宅の画像を使用する場合は、窓の向こうの景色などから住所が特定されないよう、十分に注意してくださいね。
3)ヨガインストラクターの嗜好が伝わる小物類を使う
写真に入り込む小物類やポスター、ヨガマットにもインストラクターの個性が映ります。
室内に何も置かないシンプルスタイルが好みなのか、個性的なアジアンテイストが好きなのか…あなたの好みをさりげなくアピールしましょう。
3-2 受講生の目線に立った情報発信
「独創的なコンセプト」を伝えるのと同じくらい、受講生側の目線に立つことは、集客の大切なポイント! ひとりよがりにならない情報発信を心がけましょう。
1)わかりやすいレッスン内容の紹介
オンラインレッスンの詳細、受講時に必要なものを簡潔に伝えましょう。
写真や図などを使いながら初心者にも伝わるようお知らせします。
ターゲットとする人に響くような説明を忘れずに。
- 日時
- 場所(オンラインの中継場所)
- 所要時間
- 予約可能人数と空き状況
- 受講料と決済方法
- 対象者と得られる効果(どんな人におすすめか)
- レッスンの流れ
- 受講時に必要なもの
- オンラインで使用するアプリケーション(zoomなど)の情報
- キャンセル方法
2)受講生の口コミを集める
レッスンにさらに関心を寄せてもらうには「口コミ」が大切。
受講者の声を集めて、定期的にHPやSNSに公開していきましょう。掲載にあたっては、感想を書いてくれたご本人に忘れず承諾をとってくださいね。
3)最初のハードルを下げるための「お試しレッスン」
「ヨガのレッスンを受けたことがない」「オンラインのレッスンが初めて」という初心者さんには、予約までの一歩がなかなか踏み出せない人も。
まずは無料のお試しレッスンで気軽にレッスンを体験してもらうのも、受講生に寄り添った集客のコツです。
初回受講のみ無料とするのか、それとも通常レッスンより短めの無料体験レッスンを設定するのか、講師自身も試しながら検討してみるといいでしょう。
4)予約・申し込みまでの導線はわかりやすく
さっそく受講してみよう!と思ったけれど……どこから予約するのかわからなかったり、HP内を無駄に回遊させられたり、フォームの設定が使いづらかったりすると、せっかくの受講意欲がうせてしまいます。
集客の最終ゴールである予約ページの使いやすさは受講生にとって大事なポイント。
- レッスンの紹介ページから予約ページへのスムーズな導線が確保されているか
- 予約の可否がわかりやすいか
- フォームは選択・記入がしやすいか
などなど、受講生さんが迷わない仕組みになっているかを、講師自身が試すだけでなく、知人の協力を得るなどして、しっかり検証しましょう。
4 オンラインヨガを始めるならMOSHがおすすめ
オンラインヨガレッスンのWeb集客の方法とコツをお伝えしてきました。
が、けっこうやることが目白押し…!ですね。
「予約や決済システムのあるHPを外注したいけど予算がない」
「Web集客の戦略より、ヨガの鍛錬やレッスンに集中したい」
「個人事業主で、あれもこれもできそうにない」
そんなヨガインストラクターさんにおすすめなのが、クラウド型予約システムのMOSH。
4-1 MOSHならヨガのWeb集客に必要な機能がそろう
MOSHはアカウント登録するだけで、
- プロフィールページ
- サービス案内ページ
- 予約システム
- SNSアカウントへの紐付け
- ブログ
- 「感想レポート」の依頼
などが利用できるんです。
MOSHはWeb集客に欠かせないコンテンツが、スマホを使って簡単に“無料で”作れるオンラインサービスのためのプラットフォーム。
オンラインサービスを提供する200以上の業種の方々に利用されていて、著名なヨガインストラクターさんの利用も多いんですよ。
◆更科有哉さん
◆柳本和也さん
◆梅澤友里香さん
4-2 MOSHはヨガのレッスンにぴったり
MOSHには、ヨガのレッスンにマッチした機能が満載。
- マンツーマンのプライベート予約
- クラス、イベントレッスンの開催
- 回数券やクーポンの設定
- 月額制などサブスクの設定
上記のようなヨガのレッスンによくある細かな設定に対応できるんです。
そして「予約」だけでなく、「事前決済」や「顧客管理」も可能。
猫の手も借りたい個人事業主のヨガ講師さんにはうれしい機能ですね。
もちろん、オフラインのスタジオレッスンの宣伝や予約受付、決済にも利用できます!
4-3 MOSHならスマホを使って無料でスタート
MOSHの特徴は、すべての機能をスマホで利用できること(パソコンでの作業も可能)。パソコンに苦手意識のあるヨガ講師さんでも気負わずに設定ができます。
もしも分からないことがあっても、LINEのチャットサポートに相談できるので安心ですよ。
しかも初期費用・月額費用ともゼロ。
売り上げが発生したときにのみ、手数料6.5%+99円を支払う仕組みです。
Web集客にお悩み中のヨガ講師のみなさん、まずはMOSHを無料で試してみませんか?
あなたの「好き」は仕事になる。
スマホで予約受付・事前決済・顧客管理まで、
サービス販売に必要な機能が充実。