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インスタライブ視聴者ゼロから15万人のママに支持されるまで──接触頻度を上げ続けて見えた「関係性」という差別化

この記事を読むべき人

  • サービスを「安くしないと売れない」と思っている方
  • 個別対応に疲れ、グループ講座への移行を検討している方
  • SNS発信を頑張っているのに、収益化できていない方
  • 他の事業者との差別化に悩んでいる方
  • インスタライブを始めたけど、視聴者が集まらず挫折しそうな方
  • 子育て領域の事業、発信を行っている方

誰も来ない講座から始まった、サキココ氏の原点

Instagram15万フォロワーを持つ育児系発信者、サキココ氏。

助産師の資格を持ち、4年前まで病院で勤務していた彼女は、現在2つの会社を経営。ベビーマッサージ講師養成講座「ベビマル」とママ向けコミュニティ「ママミー」を運営し、多くのママたちをサポートしています。

しかし、その道のりは決して順風満帆ではありませんでした。

「1対多を目指してやったんですけど、人が来なくて1対1みたいな。結果的に1対1になった」

単発講座を開催しても誰も来ない。来ても1人だけ。 市場価格の1回2,000円でも人が集まらない。 インスタライブも視聴者ゼロ。

それでもサキココ氏は諦めず、3つの戦略を実践し続けました。

  1. 接触頻度を増やし続ける──毎週のインスタライブで関係性を構築
  2. 価格を上げる勇気──市場価格の3倍にして熱心な参加者を獲得
  3. グループの価値を活かす──個別指導ではなく受講生同士の繋がりを重視

これらの戦略がどのように機能し、現在の成功につながったのか。 その具体的なプロセスを、サキココ氏自身の言葉とともに紐解いていきます。

🎥 [フルセッション動画を視聴する] ※約1時間の対談で、記事では紹介しきれない思考錯誤のプロセスや、質疑応答での生々しいエピソードを公開


視聴者ゼロでも諦めなかったインスタライブ

サキココ氏が「一番投資価値があった」と断言するのが、インスタライブです。

「私のやってきたことの中で一番本当に投資価値があったものだなって感じてるのはインスタライブ」

しかし、その始まりは過酷なものでした。

「フォロワーさんまだ1,500人とかそのぐらいだったんで、全然来ない時は多くあって。人来ないと質問も来ないし、もう喋り続けるみたいな、もう地獄みたいな状況だった」

なぜ、そんな状況でも続けられたのでしょうか。

そこには、助産師時代の経験から生まれた戦略がありました。

病院勤務時代、ママたちと密に関われなかった経験から、彼女はある気づきを得ていました。市場のサービスや病院では「知らない人」からケアを受ける。でも個人クリエイターの価値は「知ってる人から習える」ことにある、と。

つまり、サービス内容で差別化するのではなく、関係性の深さで差別化するという選択でした。

「とにかく接触を増やして、自分が1番近くに感じている存在になろう」

2年半の継続により、インスタライブは変化していきます。

  • 多い時で200人超えの同時視聴
  • 少なくても100人は集まる定期イベントに成長
  • 「毎週火曜日13時はサキココのインスタライブ」と予定を組むファンが誕生

そして重要な変化は、フォロワーとの「風通しの良さ」でした。様々な意見が直接届くようになり、それがサービス開発の情報源となったのです。

なぜ価格を3倍にしたら、熱心な参加者が集まったのか

インスタライブで関係性を構築したサキココ氏。次の課題は収益化でした。

当初は市場価格に合わせて、1回2,000円で単発講座を開催。しかし、厳しい現実に直面します。

「2,000円いただいて1人2人しか来なくて。私も準備してとかってなった時、やっぱり続けていくの難しい」

ここで、彼女の価格に対する考え方が表れます。

「やるからには続けられる価格で、続けられる体制で」

サキココ氏にとって、価格設定は単なる数字ではありませんでした。それは「お客様に対して精一杯のことをやるぞという覚悟を持てる金額」でなければならなかったのです。

実際に価格を市場の3倍に上げてみると、興味深い現象が起きました。

集客数はほぼ変わらず、参加者の熱意が高まったのです。

「さらに熱心なママたちが集まってきてくれたりとか、価格を高くする分、着席率が高くなったりとか、感想をくれるママが多くなったりとか、そういう風にお客さんの熱意も上がっていく」

価格は参加者の姿勢を決める──この学びが、現在の価格戦略の基礎となりました。

🎥 [価格戦略の詳細を動画で確認する] ※市場価格2,000円から始めて、なぜ3倍にする判断をしたのか。その時のフォロワーの反応は?


個別指導より価値がある?「グループの繋がり」という発見

価格戦略で手応えを感じたサキココ氏に、次の転機が訪れます。

単発講座を運営する中で、ママたちの感想に共通するコメントがありました。

「結構他のママもこんなことで悩んでるんだっていうのを知れて良かったですとか、その残りのちょっとした質疑応答の部分でママたちが声を出していたり交流してたりする部分の価値がすごく高いんだ」

この気づきから、ベビマル養成講座をあえてグループ形式で設計することを決断。

サキココ氏は、この現象を親子関係に例えて説明します。

「子供って最初は親からの愛情を受けて、親が全ての環境から、いずれ友達とかができていって、そっちの方が楽しくなってみたいな風に変わってくじゃないですか」

同じように、講座も最初は講師から学ぶことが目的でも、やがて受講生同士の繋がりに価値を見出すようになる、と。

「私以外のところで自然発生して、すごく宝物が生まれるものって、たくさんあるだろうな」

この設計思想により、ベビマル養成講座は高単価にも関わらず、受講生同士の繋がりを求めて多くのママたちが参加する講座となりました。


3年半使い続けるMOSH──事業成長を支える安心感

サキココ氏は、3年半前の事業開始時からMOSHを使い続けています。独立当初、様々な決済プラットフォームがある中で、なぜMOSHを選んだのでしょうか。

「できるだけ簡単なものがいいし、怪しくないものがいいし、自分でもできそうと思えるものがいいなって思った時に、他の事業者さんが使っていたというのもあって、自分で触ってみても分かりやすかったから」

そして3年半使い続けている理由について、サキココ氏はこう語ります。

「なかなか珍しいぐらいMOSHさんは担当の方が気にしてくださったりとか、問い合わせの方がこまめに対応してくれたりとか、そういうサポート面がすごく充実していて安心感があるなっていう風に思ったからですね」

事業が成長する過程では、様々な技術的な課題も発生します。「大切なお客様からのお金を預かっている」という責任感を共有できるパートナーとして、MOSHのサポートチームの存在は大きかったといいます。

「ローンチの時とかなんか(セミナーやライブの様子を)見てくれたりしてることもあるんです。びっくりしました笑」

技術的なサポートだけでなく、事業者の立場に立った伴走型のサポート。それが、サキココ氏がMOSHを使い続ける理由でした。


すべては「諦めなかった」から始まった

振り返れば、すべての成功は「諦めなかった」ことから生まれました。 インスタライブを一度中止した経験から、サキココ氏は重要な気づきを得ました。

「なくなってから届く声というのもたくさんあって、すごく楽しみにしていたっていうので」

その時に届いた声で気づいたのは、フォロワーにとってインスタライブは「悩みを解決するため」だけでなく「繋がれてたっていうその感覚」に価値があったということ。

この経験から、継続することの本質的な価値を再認識。現在も新たなフォロワーに向けて「また1からのスタート」として、彼女は今日も配信を続けています。

「ひたすら続けていくしかないなっていう風に思ってて」

この「諦めない」姿勢について、サキココ氏は明確な考えを持っています。

「ずっと続けてることでやっと途中から認知してもらえたり、やっと気持ちが変わってもらえたりとかっていう風にタイミングはかなりそれぞれで、それが1番最初のタイミングでないことも分かってるんで」


まとめ:諦めなかったことが生んだ3つの成功法則

  1. 接触頻度を増やし続ける:内容より関係性の深さで差別化
  2. 価格は下げずに上げる:適正価格が熱心な参加者を引き寄せる
  3. 個別よりグループ:受講生同士の繋がりが新たな価値を生む

これらすべての根底にあったのは「諦めない」という姿勢でした。

最後に、サキココ氏の言葉を紹介します。

「子育て業界を盛り上げるってなった時に、どうしてもやっぱり1人でできることではない。クリエイター同士でコラボが活発にできるような形になったら、もっと子育て業界も盛り上がっていける」

個人の成功を超えて、業界全体の発展を見据える。その視座の高さが、サキココ氏を業界のリーダーたらしめている理由なのかもしれません。


[詳細動画でしか語られない内容]

この記事では、サキココ氏の成長ストーリーをお伝えしましたが、フルセッション動画(約1時間)では、会場参加者との質疑応答も含めた、より詳細な内容が語られています。

🎥この動画で得られること

✓ インスタライブ運営の具体的な工夫
✓ 価格設定の実践的な考え方
✓ グループ講座運営のノウハウ
✓ 事業成長を支えた基盤とMOSHのサポート
✓ 会場参加者からの質問と回答

特に注目すべきは「なぜ市場価格よりも高いサービスでも喜ばれるのか」そして「同じような発信者が多くても突き抜けた結果を出せるのか」という問いへの、サキココ氏の実体験に基づく答え。市場の常識に囚われず、自分なりの価値提供を見つける過程は、あらゆるジャンルのクリエイターにとって参考になるはずです。

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