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【無料あり】ホームページに予約システムを導入する方法・ツールは?

ホームページに予約システムを導入する方法

教室やレッスン、サロンなど、予約受付が必要なサービスを始めようと思ったとき、ネットで予約を受け付けられるように、まずはホームページを作成してみようとお考えの方も多いはずです。

そんなとき、無料で簡単に予約システムをホームページに導入、または、予約機能付きのホームページが作成できたら便利ですよね。

今回はそんな方に向けて、主に以下の項目について紹介していきます。

  • ホームページに予約システムを導入する方法
  • 予約機能付きのホームページが簡単に作成できるツール

本記事を読めば、サービス展開にあたって大きなハードルとなってしまう、ホームページ作成予約システムの導入が簡単に行えるようになりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

MOSHは予約機能付きのホームページを
スマホで作成可能!

1 予約システムとは

予約システムとは予約担当者に代わって、予約受付を自動で行なってくれるシステムのことを指します。

昨今の予約システムは予約受付機能だけでなく、予約・顧客情報の管理や、オンライン決済に対応しているものもあります。

こういった予約システムを導入するメリットとしては、

  1. 近年のネット予約のニーズの増加に対応できる
  2. 24時間受付可能にしておくことで売上・予約機会の損失を防止することが可能
  3. 事前決済機能により、当日キャンセルなどの抑止効果が期待できる
  4. 予約リマインドメールの自動配信などの業務の効率化が可能
  5. 顧客管理機能により、ターゲットごとのメール配信などができる

といったことがあげられます。

また、ホームページ作成機能のある予約システムなら、おしゃれなテンプレートを使ってホームページを作成することによって、お店やサロン、提供サービスの個性を出し、競合他社との差別化もはかることも可能です。

本記事では、ホームページ予約システムの導入方法や、選ぶポイント、さらに後半ではおすすめの予約システムもご紹介していきます。

2 ホームページに予約システムを導入する3つの方法

ホームページに予約システムの機能を導入するには、以下の3つの方法があります。

  • WordPressプラグインを利用する
  • 既存ホームページに予約システムを埋め込む
  • ホームページ作成機能のある予約システムを利用する

それぞれ順番にみていきましょう。

2-1 WordPressプラグインを利用する

すでにWordPressを使っている人におすすめの予約システム導入方法は、WordPressプラグインをインストールして導入する方法です。

ホームページに予約システムを導入する方法

使いやすさのためにも、日本語対応のものを選ぶようにしましょう。

無料のプラグインであれば導入にコストはかかりませんので、初期費用を抑えたい人にも嬉しいシステムと言えます。

ただし、簡易的な予約システムプラグインが多いので、高度かつ豊富な機能を使いたい人には向いていないかもしれません。

また、サポート体制が充実しているものが少ないこともあり、自力で調べて解決をする場面が多くなることも想定されますので、多少のWebサイト制作スキルが必要です。

WordPressプラグインは、「ホテルの宿泊予約に特化したもの」や「マンツーマンレッスン・サービスに特化したもの」など、用途ごとに機能が異なります。

代表的なプラグインをご紹介しますので、提供サービスに合ったものを選ぶようにしてみてください。

MTS Simple Booking

レストランなどの業種をはじめとする、マルチに利用可能な予約システムを構築できるプラグインで、日本語対応のため使いやすいです。

定員数などの「人数で管理」するのか、テーブルごとの「予約件数で管理」するのか選択できるため、予約の対象ごとに管理方法が変えられ便利です。

また予約カレンダーに◯×を表示させたり、子供の予約人数も別途入力可能です。

ビジネス版の予約カレンダーでは、6種類の予約カレンダーを表示させることが可能なため、予約の特性や提供サービスにマッチする予約カレンダーを選べます。

入退場時間をお客様の方で入力できるようにすることも可能なため、利用時間をお客様に一任している、コワーキングスペースなどのサービスでの時間管理に向いていると言えるでしょう。

Online Lesson Booking

マンツーマンのオンラインレッスンサイト向けに、スケジューラと予約フォームを設置できる無料のプラグインです。

サービス提供者側でスケジューラを使用してタイムテーブルを設定し、お客様はそのタイムテーブルをクリックして予約を行います。

オンラインでのカウンセリングや、英会話のレッスンなどの1対1のサービスの予約システムとして使用するのがおすすめです。

Event Manager

無料でイベント予約専用ホームページを作ることができるプラグインです。

イベントカレンダーの作成や、申し込みのための予約フォームの機能がついています。

予約の繰り返し設定もできるため、単発イベントのほか、毎月開催されるような定期的なイベント申込にも対応しています。

Googleマップとの連携により、場所をわかりやすく表示できるのもメリットの一つと言えるでしょう。

対面イベントのみならず、オンラインイベントやZoomのウェビナー機能をつかった会議などの作成も可能です。

ホームページ作成の際にHTMLコードを使用する場面もありますので、多少のパソコンスキルが必要になります。

とはいえ、無料でこれだけ多くの機能を利用できるので、イベント予約のホームページを作りたい場合はぜひ検討してみてくださいね。

Salon Booking

美容室やネイルサロン、マッサージなど、1対1でサービス提供をする業種のWeb予約を可能にするプラグインです。

スタッフ指名機能や、スタッフのシフト管理も可能なため、予約管理だけでなくスタッフごとの管理も楽に行える、サロン運営に適した予約システムと言えます。

この予約システムは会員登録をしなくても予約ができるので、会員登録が面倒だと感じるお客さまからの予約の取りこぼしや、機会損失を防ぎます。

基本的にWEB上のカレンダーを使って予約受付、変更を行います。

万が一、お客さまが電話で予約変更を連絡してきた場合でも、サロン側の簡単な操作で変更可能なので、個人営業でも安心して利用することができるでしょう。

2-2 既存ホームページに予約システムを埋め込む

WordPressやWix、ペライチなどのホームページ作成ツールに予約システム・予約フォームを埋め込む方法もあります。

ホームページに予約システムを導入する方法

この場合、Webサイトへの埋め込みに対応している予約システムを導入する必要があります。

予約ボタン、予約バナー、もしくは予約カレンダーを埋め込むのか、予約システムによって形式は異なります。

HTMLコードを使って埋め込むので、多少のパソコンスキルが必要です。

この方法は、すでにホームページを持っている方におすすめです。

まだホームページを作成していない人にとっては、サイト構築から始めなければならないため、時間がかかってしまう可能性もあります。

この場合、ホームページ制作スキルも必要となるので、ハードルが高いと感じる人もいるかもしれません。

ここからは、埋め込み機能がついている予約システムを2つ紹介していきます。

STORES予約

予約ボタン、予約カレンダー、予約バナーなどが設置可能な予約システムです。

ご自身のホームページに予約ボタンやバナーを設置することで、予約導線が増えるので、予約数アップにも繋がるでしょう。

ホームページやブログに、「予約する」ボタンを設置する場合、ボタンのデザインを4種類の中から選ぶことができます。

ホームページやブログへHTMLコードを埋め込むだけで設置可能ですので、比較的簡単に予約システムをご自身のホームページへ導入できますね。

RESERVA予約

ビジネス向けのエンタープライズプラン以上の上位有料プランで、予約システムの埋め込み機能を利用することができます。

管理画面内の、予約サイト埋め込みのメニューページにて、予約ボタンの埋め込みサイズなどを決定し、自動で発行されるHTMLコードをホームページやブログ記事の中に埋め込みます。

HTMLコードをコピーして貼り付けるだけの操作なので、パソコン操作が苦手な方でも簡単に予約システムを埋め込むことができます。

2-3 ホームページ作成機能のある予約システムを利用する

最後にご紹介する予約システムとホームページの作成方法は、ホームページ作成機能のある予約システムを導入する方法です。

ホームページに予約システムを導入する方法

この方法は、予約システムを導入し、テンプレートに沿って入力していくと本格的な予約ホームページを作れるため、ホームページをお持ちでない方にとっては最も手間のかからない簡単な方法だと言えます。

ホームページと予約システムを分けて作ると時間がかかってしまいますが、この方法だと両方が一度に行えるので、もっとも効率の良い方法です。

予約システムによっては、決済や顧客管理などの機能も利用できるので、サービス提供に必要な機能をワンストップで利用することができるので便利ですよ。

ホームページのカスタマイズ性は、0からホームページ構築をするのに比べてやや劣りますが、時間もかからず、すぐに導入できるのでこれからサービス販売を始める人や、ホームページの制作に手間や時間をかけたくない人におすすめです。

3 予約システムを選ぶポイント

予約システムを選ぶ際は、下記項目をポイントに比較検討していくと良いでしょう。

  • コストは予算以内かどうか
  • 運用・操作がしやすいかどうか
  • 提供サービスの業種・業態にマッチしているか
  • 決済機能の充実度
  • サポート体制の手厚さ

一つひとつ、詳しくみていきましょう。

3-1 コストは予算以内か

まずは予算内の予約システムであるかを確認しましょう。

予約システムによっては、多数の料金プランが用意されているので、月にどれくらいの予算を予約システムに充てられるか、売上状況を鑑みて考えておきましょう。

導入コスト・初期費用や料金プランなどが予算に合っているか、もし安さを重視する場合は予約受付の上限数など、利用したい機能がその料金で対応できるのかを事前にチェックしておきます。

3-2 運用のしやすさ

簡単にホームページが作成できることを目的として導入したのにもかかわらず、操作方法や運用が難しい予約システムを導入してしまうのでは本末転倒です。

自分のパソコンスキルと予約システムの操作性を考えて、予約システムを選ぶ必要があります。

無料でお試しできるプランなどがある予約システムであれば、本格的に導入する前に使いこなせるかどうか、一度テストしてみるのも良いでしょう。

3-3 業種にマッチしているか

サービス内容や業種によって、予約システムに必要となる機能は異なります。

自分自身が提供するサービスと似た業種で、利用事例があるかどうか確認しておくのも良いですね。

例えば、美容院やネイルサロンなどのサロン系であれば、スタッフの指名予約ができるか、ヨガスタジオであれば予約カレンダー上でレッスンの時間割やタイムテーブルが表示できるかなどを確認しておくのがおすすめです。

3-4 決済機能の充実度

導入を検討している予約システムの決済方法が多様である、または利用したい決済方法に対応しているかも重要です。

オンライン上で完結するサービス、対面での集金のタイミングがないサービスを販売する場合には、事前決済ができるオンライン決済サービスの対応が必要です。

対面でお支払いいただく場合は、利用しているPOSレジと連携できるかなども確認しておくと安心です。

月謝の回収や、サブスクサービスを提供したい場合は、月額課金システムに対応している予約システムを選ぶようにしましょう。

3-5 サポート体制

特に、個人運営で予約システムを利用する場合や、ネットが苦手な方は、サポート体制が充実している予約システムを利用すると安心です。

トラブルが起きた時すぐに相談できる体制が整っていたり、FAQが充実しているかどうかも選ぶ基準にすると良いでしょう。

4 予約付きホームページが作成できる予約システム5選

では、実際に予約機能つきのホームページを作成できる予約システムを5つご紹介していきます。

料金プランなどの掲載情報は執筆時点での情報のため、ご了承ください。

4-1 MOSH

MOSHはプロフィールページ、予約・決済機能、Zoomとの連携や、サブスクサービス作成機能などの豊富な機能を完全無料で使えるプラットフォームです。

ヨガやピラティスなどのフィットネス系はもちろん、カウンセリングや料理教室など、オンラインでサービス販売をされる様々な業種の方におすすめの予約システムです。

初期費用・月額費用ともに無料で、実際にかかるのはサービスの決済時に発生する決済手数料のみです。

スマートフォン一つで簡単に予約機能付きホームページを作成することができます。

完全無料で、スマホから手軽に予約システムの導入とホームページの作成ができるため、初めてサービスを展開される方や、ネットが苦手な方にもおすすめの予約システムと言えます。

4-2 SelectType

ホームページの作成、予約・決済機能、その他アンケート機能やメール配信機能がついた予約システムです。

無料から10,000円まで4つのプランがあり、プランごとに使える機能が異なるので、事前にチェックしておくと安心です。

自分の好きなテンプレートを選んでホームページの作成ができるので、提供サービスの雰囲気に沿ったホームページを作り、他社と差別化できるのもメリットの一つですね。

スクール系の予約はもちろん、貸し会議室やイベント予約、宿泊の予約受付なども可能となっており、業種を選ばず使える、ホームページ作成可能な予約システムの一つです。

4-3 Goope

カフェや教室などの予約システムとしての用途のほか、簡単にネットショップを作りたい人にもおすすめのホームページ作成可能な予約システムです。

業種ごとにおすすめのテンプレートが用意されており、好きなテンプレートを選ぶことができますが、無料のものと有料のものがあるので注意が必要です。

料金プランは1,100円から3,850円までの3プランで、無料お試し期間があるのでまずは気軽に始められます。

レスポンシブデザイン対応なので、スマートフォンやタブレットに最適化されたデザインを自動で表示させることができます。

メニューやフリーページにカートボタンを表示させることも可能です。

4-4 ChoiceRESERVE

予約管理のノウハウを持つチームがついてくれる、運用サポート体制の整ったクラウド型の予約システムです。

上場企業や公共交通機関など4,000件を超える予約管理の経験を持ち、予約に関する悩みを相談しやすいのが売りだと言えるでしょう。

基本的な予約システムの機能搭載のほか、複数店舗の管理も可能で、比較的大規模な企業や店舗で利用するのにおすすめの予約システムです。

料金プランは最低でも11,000円と比較的高価ですが、サポート体制が十分に整っているので、とにかく手間をかけずにプロの手に任せたいという人におすすめの予約システムです。

4-5 Airリザーブ

リクルートが提供する予約システムで、幅広い業界のビジネスシーンで利用されています。

予約受付や顧客管理などの基本機能を使うだけなら無料のプランで可能ですが、リマインドメールの送付や予約フォームのカスタマイズをしたい場合は、5,500円以上の有料プランの申し込みが必要です。

大きな特徴としては、予約枠タイプが2つあり、お客様が好きな時間を選んで予約できる「自由受付タイプ」と、店舗側が事前に設定した予約枠から選んで申し込む「事前設定タイプ」があります。

提供するサービスの内容にあわせて、最適な予約枠タイプを選んで利用することが可能です。

フィットネスや学習塾の他、最近ではクリニックや銀行などの予約受付にも利用されています。

5 MOSHで予約システム付きのホームページを作成してみる

ここからは初心者でもホームページを作りやすく、個人でサービス提供するのにも最適なMOSHでのホームページ作成方法についてご紹介していきます。

簡単3ステップで予約システムつきのホームページを開設できますので、まずはお試しでアカウント登録を行い、作成開始してみましょう。

5-1 プロフィールの設定

まずはじめに、プロフィールページの作成を行います。

どんなサービスを提供している人なのか、ホームページや提供サービスの顔とも言える大切な項目です。

丁寧に、わかりやすく作成することを心がけましょう。

  1. プロフィールの編集ページを開く
    管理画面トップページから、[ページを編集する]をクリックすると、プロフィールの設定が行えます。
  2. 名前・肩書き・キャッチフレーズを記入
    あなたのお名前や店舗名と、どんなサービスを提供している人なのかがわかる肩書きや、キャッチフレーズを記入欄に入力していきましょう。

  3. プロフィール文を記入
    どのような想いでサービスを提供しているのか、あなたのバックグラウンドや情熱を記載していきましょう。
    そして、あなたの情熱をのせた提供サービスの内容も記入します。
    誰の・どんなお悩みを解消するサービスなのかわかりやすく書くと、サービスの価値が伝わりやすくなります。
    資格や、イベント出演などの実績がある人は記載しておくとより良いでしょう。
  4. SNSリンクも忘れずに
    あなたが提供するサービスや、あなた自身についてより深く知ってもらうために、情報発信をしているSNSのリンクを貼っておくのもおすすめです。
  5. カバー画像やサブ画像を設定
    どのようにお客さまに対してサービスを提供しているのか、イメージが湧きやすい画像を選定し、視覚的にもサービスの理解促進を図っていきましょう。

5-2 サービスタイプ選定

クラス・イベントタイプやオンラインタイプなど、サービス内容にあわせたタイプを選んでページを作成していきます。

現在MOSHでは、以下の5つのサービスタイプを作成できます。

サブスクタイプ
月額制レッスンやオンラインサロンなどのコミュニティ運営におすすめ。
オンラインタイプ
Zoomでのオンラインサービス展開におすすめ。
クラスイベントタイプ
現地開催のイベントやレッスンにおすすめ。
プライベートタイプ
1on1のパーソナルなレッスンやセッションにおすすめ。
見積もりコンテンツタイプ
PDF販売などのデジタルコンテンツ販売におすすめ。

一つのサービスタイプに絞る必要はなく、複数のタイプを並行して提供することで相乗効果が生まれ、認知度や売上げアップも期待できるでしょう。

5-3 サービス作成

サービスタイプを選んだら、実際にサービスページを作っていきます。まずはサービスイメージを頭の中で描いてクリアにしていきます。

  • ターゲット
  • どんな課題を解決するか
  • どういう形で叶えるのか
    (オンライン・対面・マンツーマンなど)

などを明確化した上で、サービスに落とし込んでいきます。

自分の売りたいサービスを作るというよりも、ターゲットとなるお客様が何を求めているのかを念頭においてサービス設計をすると良いでしょう。

また、どのような人をターゲットにしたサービスなのかを記載することで、「私のことだ!」と強く思わせるようなお悩みやニーズを明示するのも効果的です。

また、お客様が受講後にどんなポジティブな変化を感じられるのかが想像できるような、メリットが伝わる内容説明を心がけ、安心感を与えましょう。

サービス概要を記載した後は、画像を設定し、視覚的にも伝わりやすいサービスページを作っていきましょう。

オンラインレッスンなど非対面のサービスを受ける場合や、初めてサービスを受けるお客様は、潜在的に様々な不安を抱えている方が多いため、不安を取り除くような心がけで説明を記載することが大切です。

ひとつひとつの手間が、申し込みのハードルを下げることになります。

できるだけリスクとコストを抑えて、予約システム導入とホームページ構築を行いたいとお考えの方には、まずは無料で気軽に始めることができるMOSHでの予約ホームページ作成がおすすめです。

皆さんのサービス販売のパートナーとして、ぜひMOSHの導入を検討してみてくださいね。

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